Home 行事 会員へのお願い

全日本クラシックカメラクラブ
A
ll Japan Classic Camera Club

>>  最 近 の 活 動 報 告  <<        (04年2月11日追加)
2004年1月の研究会報告
平成16年1月10日(土曜日)午後2時からJCII6階会議室にて開かれました。今回のテーマは『カメラ名もしくはメーカー名が『』で始まるカメラでした。小西六、イーストマン・コダック、カメラベルク・シュテッテン(KW)社、フランツ・コッホマン社などのカメラが多く集まりました。また、先回の研究会(樹脂製のカメラ)に予定していた「カメラ用樹脂材料の歴史」及びな「ライカのボディーの製造方法」について、松尾良彦さんからお話しをいただきました、詳しくは2月発行の会報第49号をご参照ください。
03/11研究会持参カメラ一覧・・基本的には持参者の記入通りとし明らかに誤記と思われるものは(編)で修正しました(敬称略、50音順)
持 参 者 カ メ ラ  名 製造会社 フィルム 国名 発売年
浅井 健一郎 コロール35 ベンチーニ 135(24×36mm) イタリア 1958
コロール "S" 120(6×6、4.5×6cm) 1952
浅沼 宣夫 クライン クライン 135(24×36mm) 1945
コニレット 小西六 コニレット判(28×36mm) 日本 c1953
コニカポケット400 小西六 110(24×17mm) 1975
伊木 紀昭 レチナ T(#141) コダック 135(24×36mm) ドイツ 1937
コニカ UB 小西六 日本 1955
コニカ V 1956
石橋 直幸 コニカ VM 小西六 1959
泉 盛司 コニレットUM改造(コダック35のボディー利用) コニカ+コダック 日本(アメリカ) c1959
伊丹 正晴 レチナレフレックス 独コダック 西ドイツ 1957
レチナ Vc 1957
レチナ(#118) ドイツ 1935
伊東 祐弘 レチナTa 独コダック 西ドイツ 1951
ベストポケット・コダック(VPKと略す)スペシャル コダック 127(4×6.5cm) アメリカ 1912
VPKオートグラフィック コダック 1915
スナッピー 小西六 裏紙付きロールフィルム(14×14mm) 日本 1949
井野 了慧 VPK コダック 127(4×6.5cm) アメリカ 1912
コダック・デュオ・シックス20 コダック 620(4.5×6cm) 1934
カラート36(1952) アグファ 135(24×36mm) ドイツ 1952
キエフ U キエフ・アルセナール ソ連 1950
岩崎 敏彦 フラッシュ・バンタム コダック 828(28×40mm) アメリカ 1947
岡田 万寿男 VPK-単玉 コダック 127(4×6.5cm) カナダ 1925?
レチナ Ua 独コダック 135(24×36mm) 西ドイツ 1951
コニカ T(最初期型) 小西六 日本 1948
片山 良平 VPK-コダック・アナスティグマット(KA) F8付 コダック 127(4×6.5cm) アメリカ 1914
VPKスペシャル Zeiss KA F6.9付 1912
VPKオートグラフィック - KA F7.7付 1915
VPKオートグラフィック - ラピッド・レクチリニア(RR)付 1917
VPKオートグラフィック・スペシャル - Zeiss KA付 1915
VPKオートグラフィック・スペシャル - KA  F7.7(Fix)付 1916
VPKオートグラフィック・スペシャル - KA F6.9(Fix)付 1916
VPKオートグラフィック・スペシャル - ボシュロムKA F6.9(Fix)付 1916
VPKオートグラフィック・スペシャル - KA F6.9(Foc)付 1921
VPKオートグラフィック・スペシャル - KA F7.7(Foc)付 1924
久保田 正雄 コレレ P フランツ・コッホマン 120(4.5×6cm) ドイツ 1932
キナックス V(レッドレザー・ベローズ) キナックス S.A. 620(6×9、6×6、4.5×6cm) フランス c1950
小滝 日出彦 コニカ 小西六 135(24×36mm) 日本 1948
コニカ UA 1956
コニカ UB (F3.5) 1955
コニカ UB (F2.8) 1955
コニカ V ( Seikosha-MXL) 1957
コニカ VA (Feet目盛り) 1958
コニカ VA (メートル目盛り) 1958
コニカ S 1959
小林 昭夫 コレックス (Kolex) ヴァーツラフ・コラール 乾板(4.5×6cm) チェコスロバキア 1932
コラレックス (Kolarex) 127(4×6.5cm) c1932
コラ (Kola) 127(4×4、3×4cm)及び 1932
35mm無孔フィルム(24×36mm)
不明 ヴァーツラフ・コウラ 乾板(6.5×9cm) 1920?
小林 将利 コニカ UA 小西六 135(24×36mm) 日本 1956
笹沼 弘 VPK オートグラフィック(ベルチオ・オロール付) コダック 127(4×6.5cm) アメリカ 1931
コリブリ ツァイス・イコン 127(3×4cm) ドイツ 1930
パール W 小西六 120(4.5×6cm) 日本 1958
佐藤 経明 カラート 36 (クセノンF2、コンパーラピッド付) アグファ 135(24×36mm) 西ドイツ 1948
カラート 36 (ヘリゴンF2、シンクロコンパー付) 1951
カラート W アグファ 1954
清水 正美 コレックス (Kolex) ヴァーツラフ・コラール 乾板(4.5×6cm) チェコスロバキア 1932
コラレックス (Kolarex) 127(4×6.5cm) c1932
コラ (Kola) 127(4×4、3×4cm)及び 1932
35mm無孔フィルム(24×36mm)
高島 鎮雄 カラート・プレス・カメラ カラート 乾板(31/4×41/4inch) アメリカ 1948
コレレ 4.5×6cm フランツ・コッホマン A120(4.5×6cm) ドイツ 1934
パテント・エツイ(赤、ツァイス・テッサー付) カメラ・ベルクシュテッテン 大名刺乾板(6.5×9cm) 1928
パテント・エツイ(青) 1930
パテント・エツイ(赤、プラウベル・スーパーコマー付) 1930
プラン・プリマー・デラックス クルト・ベンツィーン 1936
コラ (Kola)T型 ヴァーツラフ・コラール 裏紙付35mm(3×4cm) チェコスロバキア 1932
高橋 正 No.2 ブローニー F型 英コダック 120(6×9cm) イギリス 1933
コニカ VM 小西六 135(24×36mm) 日本 1959
コーワフレックス E 興和 1960
田村 彰啓 レフレックス・コレレ フランツ・コッホマン 120(6×6cm) ドイツ 1935
フラッシュ・バンタム コダック 828(28×40mm) アメリカ 1947
シックス-16 フォールディング・ホークアイ 616(21/2×41/4inch) 1933
中村 昭典 シグネット35 135(24×36mm) アメリカ 1951
コニカ V 小西六 135(24×36mm) 日本 1956
中村 雅夫 カラート6.3 アグファ ドイツ 1937
カラート12 西ドイツ 1948
カラート36 1948
カラートW 1954
七井 貞明 No.1A スピード・コダック コダック 116((21/2×41/4inch) アメリカ 1909
林 輝昭 ケンフレックス(Kenflex) トキワ精機 120(6×6cm) 日本 c1951
キクフレックス(Kikuflex) 森田商会 ボルタ判(28×28mm) c1957
林田 吉弘 コーワSW 興和 135(24×36mm) 日本 1964
藤田 耕一 キエフ 4A キエフ・アルセナール 135(24×36mm) ソ連 1958
キナックス T キナックス SA. 620(6×9cm) フランス c1949
松尾 良彦 ベビー・ブローニー コダック 127(4×6.5cm) アメリカ 1934
ホリデー・スターフラッシュ 1947
ブローニー・レフレックス 英コダック イギリス 1940
ブローニー・レフレックス20 620(6×6cm) 1959
ポニー135 コダック 135(24×36mm) アメリカ 1955
コダック35 1938
バンタムRF 英コダック 828(28×40mm) イギリス 1958
松村 輝男 レチナ Vc +近接撮影装置 独コダック 135(24×36mm) 西ドイツ 1954
馬淵 勇 スーパー・キナックス キナックス S.A. 620(6×9cm) フランス 1950
コレレ P (127フィルムバック付) フランツ・コッホマン 127(4×6.5cm) ドイツ 1932
デュオ・シックス20 独コダック 620(4.5×6cm) c1930
リリー(レンズ交換型) 小西六 乾板(手札) 日本 1943
水川 繁雄 ミニ・インスタマチックS30 独コダック 110(24×17mm) 西ドイツ 1976
コダック・ミニ・110 コダック アメリカ
バンタム F4.5 828(28×40mm) 1938
コニカ・サブマリン 小西六 110(24×17mm) 日本 1988
カラート 2.8 アグファ カラートカセッテ35mm(24×36mm) ドイツ 1941
宮本 俊作 シグネット35 コダック 135(24×36mm) アメリカ 1951
コニカ T 小西六 日本 1948
森岡 宏郎 クリマックス(Klimax) ブッチャー 乾板(手札) イギリス 1910
カーショー 630 カーショー 120(6×6cm)
カーショー 450
山本 重治 カロワイド 興和 135(24×36mm) 日本 1955
カロワイド F 1957
カロワイド E 1958
カロ 180 1959
コニカ C35 EF3 (色違い、5色) コニカ 1981
山本 利実 レフレックス・コレレ フランツ・コッホマン 120(6×6cm) ドイツ 1935
カロ 35(E?) 興和 135(24×36mm) 日本 1958?
コニカ T 小西六 1948
山脇 慶酉 ニュー・コレレ 6×6cm フランツ・コッホマン 120(6×6cm) ドイツ 1936
ニュー・コレレ 4.5×6cm 120(4.5×6cm) 1937


04年1月の研究会の様子





「カメラボディー用樹脂材料の歴史」と、「ライカのボディーの製造方法−アルミを有効に使ったライカ」の話をする松尾良彦さん


山脇慶酉さんがもってこられた2台のコッホマン社のカメラ
左:ニュー・コレレ4.5×6cm判、右ニュー・コレレく6×6判

ニュー・コレレ6×6判のユニークなフィルムカウンター

松村輝男さんの接写装置付きレチナVc、松村さんはこれで花の接写を楽しまれているとか、距離計の目盛が粗く距離合せに神経を使うそうです
    
七井貞明さん持参の1909年に発売された116フィルム使用の
No.1スピードコダック。固定スリット付きフォ−カルプレーン・シャッターで、巻き上げ時に光が入らないようにする遮光幕が付いている

片山良平さんの22台のベスト・ポケット・コダック
写真が小さいので識別が難しいですががそれぞれ違うものです。
詳しくは一覧表を参照ください。

小滝日出彦さんの
コニカシリーズ9台
コニかVAはフィート目盛付きとメートル表示の2台をもってこられました。



湯浅謙さんはKW社のプラクチフレックスを初期の1939年製から最終形態の1948年製まで7台もってこられましたが、写真のものはプラクチカの販売と重なり、プラクチカマウント(42mm)が付けられるようになったもの。40mmネジ付きのレンズマウント用の前板を外すと、42mmのプラクチカマウントが出てきます。





林輝昭さんの見慣れない日本製二眼レフ2台。
左ケンフレックス
右キクフレックス
  

高島会長のコレクション。左からもっともコンパクトな乾板カメラとして
知られるKW社パテント・エツイ3台(赤2台-内1台はプラウベル社スーパーコマー100mmF3.9付きと青1台)
一番右はクルト・ベンツィーン社のプラン・プリマー・デラックス
    
小林昭夫さんの持参したチェコスロバキアのカメラでは珍しい、1920年代の大名刺判(6.5×9cm)乾板カメラ。1912年に設立されたV. Koura社の製品で、レンズはローデンストックのオイリナー、シャッターは旧コンパーが付き、2段伸ばし、上下左右のあおりが可能な高級機。
  

清水正美さんと小林昭夫さんがそれぞれ持参の、チェコスロバキアのカメラメーカー、コラール社から発売された3種類のカメラ。
左からコレックス、コラレックス、コラ(各2台ずつ)